石綿(アスベスト、いしわた、せきめん)
石綿とは繊維状の物質で、薬品や熱に強いなどの性質から、使用の歴史は古く、江戸時代以前から防火材として使用されてきました。
明治時代に入り輸入されてから、平成18年(2006年)9月から輸入、製造、使用などが禁止されるまで建築物の屋根材や内外装材、パッキン、床タイル、ボイラー保温材などに多用されてきました。
空気中に舞った石綿は呼吸により 吸い込むと肺がんや中皮腫を発症することから建築物等の解体、改修を行うときには石綿の使用されたか調査が必要ています。
工事対象となる全ての部材について、石綿が含まれているかを事前に設計図書などの文書と目視で調査し(事前調査)、調査結果の記録を3年間保存することが義務になります(令和3年4⽉〜)
建築物の事前調査は、厚⽣労働⼤⾂が定める講習を修了した者等に⾏わせることが義務になります(令和5年10⽉〜)
弊社では事前調査ができる資格者が在籍しております。